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  • 執筆者の写真6期 行実ゼミ

京都国際映画祭2021

更新日:2022年2月26日

京都国際映画祭2021 「前向け、前。」


10月17日(日)、私たちは京都国際映画祭最終日に京都へ向かいました。

行実ゼミ6期生、ゼミ長が晴れ女なのでこの日は悪天候の天気予報を覆すような晴天。


皆さん、京都国際映画祭と聞いてどのようなイメージを持ちますか?実は、映画だけのイベントではないのです。

京都国際映画祭では、映画、アート、パフォーマンス、伝統工芸、SDGsに関わるイベントまで幅広く内容が扱われています。第8回目となる今年の開催は、オンラインとリアルの「ハイブリッド形式」で行われました。オンラインでの映画やアートの動画配信、リアルでは、よしもと祇園花月、ヒューリックホール京都等での映画の上映、舞台挨拶が行われました。また、京都・玉の湯、京都市京セラ美術館ではパフォーマンスの他、アートプログラムも開催されました。京都国際映画祭は、京都市全体で盛り上げているのです。



今年の京都国際映画祭でのスローガン「前向け、前。」には、コロナ禍からの復活の意味や将来を担う若者たちの力を鼓舞するといった意味を持っています。コロナ禍で、なかなか思うような日常が送れない中、映画やアートから楽しみを感じること、何かを伝えたいという強い人の気持ち、リモート配信だからこそどこでも参加できる自由さ、など様々な新しい発見ができるのが今回の京都国際映画祭です。コロナ禍でも、映画やアートを通して、人と人との繋がりを感じました。映画やアートを通して京都から全国へ、世界中へと広げていきます。


授賞式は、よしもと祇園花月で、オンラインの生配信も同時に行われました。

よしもと祇園花月は、入ってみると昔ながらのレトロな空間でした。授賞式が行われたホールもどこか懐かしさを感じる雰囲気。

式中には、アンバサダーを務める女優の倉科カナさんが登場。若草色の美しい着物姿が印象に残っています。そして、私たちが驚いたのは信じられないお顔の小ささとテレビやスマホの画面から見る以上に美しいオーラです。同じ人間とは思えないくらい、本当に綺麗で笑顔が美しい女優さんです。

三船敏郎賞には、桐谷健太さん。三船敏郎賞とは、戦後の日本を代表する大スターであり、国内外の映画人たちからも多くの尊敬を集めている三船敏郎さん。三船敏郎さんのように世界に誇れる大俳優を応援すべく、この賞が創設されました。国際的な活躍を期待される俳優を表彰します。桐谷さんは、壇上で、倉科さんと微笑み合っていて優しい印象を受けました。auのCMでお馴染みのあの曲も披露してくださいました。

ちなみに歴代の受賞者には、阿部寛さん、佐藤浩市さん、役所広司さんなど現代の日本映画、海外まで活躍されている方々ばかりです。

その他にも、クリエイターズ・ファクトリーとして映像部門、アート部門、子ども部門の表彰が行われました。クリエイターズ・ファクトリーは次世代を担う人材を育成するプロジェクトです。絵画・工芸・写真・立体造形なども京都国政映画祭で受賞されるのです。

授賞式の最後には、京都国際映画祭のテーマソング、ミュージックビデオが流れました。音楽までも、京都国際映画祭の中で作られるのです。


日本の映画の発祥地である、京都。

京都から全国、世界へと日本の映画やアートの力の可能性を広げていくのではないでしょうか。来年の開催もとても楽しみになります。





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